逆指の練習【Cメジャースメール・①②弦・3度音程】
逆指の練習素材の紹介です。
スケールを弾いていて弦移動をする際、高音弦をi(人差し指)、低音弦をm(中指)で連続して弾くと、弾き難いですよね!?
高音弦をm(中指)、低音弦をi(人差し指)は弾きやすいのですが、これは中指が人差し指より長いために起こります。
正式な用語かは分かりませんが、この弾き難い方を逆指と言ったりします。
①②弦を使った逆指の練習
この練習はm,i,m,i~ あるいはi,m,i,m~どちらでも良いので絶対交互に弾いて下さい。
3連の音型が並んでいますが、一回おきに逆指が現れます。
逆指のテクニカルな練習だけなら1小節目を繰り返すだけで、十分です。
今回は、①②弦上でCメジャースケール上に現れる3度音程の組み合わせを順に弾いているので、余裕のある人はギターの音の配置や理論的なことも合わせて覚えると後々役立つかも知れません^^
(②③弦、③④弦、④⑤弦、⑤⑥弦の組み合わせ、そして他の調でもやることが出来ます^^;私の場合は、Cメジャーで全ての弦の組み合わせをやったことはありますが、他の調に関してはは必要に応じてですね~)
【補足】
1小節に3回同じ音の組み合わせが書いてありますが、慣れてきたら2回、1回と減らしていくのも良い練習だと思います。
一回にすると、ドミド、レファレ、ミソミ~となります。
余談
高音弦から低音弦に移るときは、i→iとかm→mとか、同じ指を連続して弾く人もおり、その場合逆指を避けることが出来ます。
しかし、これは基本的にNGとされています。
スケール(ピカード)を弾く際、2本の指は交互でなければなりません。
そのため、スケールを弾いているとどこかで逆指になります。
そのための練習です。
中には逆指を避ける運指を徹底している人もいますが、スタンダードな方法ではないです。
Jorge Bergesという方で、『47 PICADOS』というピカードに特化した教本で日本語訳も付いています。