セビジャーナス③(EF)のファルセータ
今回はセビジャーナスの3つ目になります。
①②では、メロディーをimで弾いていましたが、今度はP(親指、プルガール)で弾きます。
調は、por arriba(ポル・アリーバ)です。
注意点
メロディーを担当する親指は全てアポヤンドで弾いて下さい。
それからメロディーの中でコードを鳴らしますが、これも親指のダウンストロークで弾いています。
メロディーの途中でE7、Am、Gのコードが出てきますが、これらもこの調では良く使うので覚えて下さい^^
譜面に『E7onG♯』というコードネームが出てきます。これはE7ですが、構成音のG♯(ソ♯)をベースに持ってきた形です。時々出てくるので慣れておくといいです。
楽譜(pdf,pngファイル)
pdfファイルは下のリンクから開いてダウンロードしてください。
音源
例によって遅いテンポにしてあります。違うテンポのものが欲しい時は、遠慮なく言って下さいね。
この音源はmidiで鳴らしたものをmp3で書き出しているので、あくまで参考程度にして下さい^^;
実際のニュアンス等はレッスンの時に説明しますね。
<余談>
今回のセビジャーナスの調は、日本ではミの旋法と呼ばれたりするもので、Eナチュラルと表記されているものも見かけます。
過去競演したジャズミュージシャンとはEフリージアンと言ってやり取りしていたこともありました。
難しいことはさておき、EとFを主に使います。
この調、マイナー(単調)の仲間ですが、普通のマイナーではありません。
基音のコードがEmでななく、Eです。
かといってメジャーでもないです^^;
音源を聞いて雰囲気を感じて下さい。
フラメンコでは、メジャー(長調)、マイナー(単調)、ミの旋法と3つの旋法を意識することになります。
また別の機会に説明しますね^^